[BOOKデータベースより]
夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。娘に手を上げてしまう母親。求めていた、たったひとつのもの―。それぞれの家にそれぞれの事情がある。それでもみんなこの町で、いろんなものを抱えて生きている。心を揺さぶる感動作。
[日販商品データベースより]それぞれの家にそれぞれの事情がある。それでも皆この町で、いろんなものを抱えて生きている…。ある雨の日の夕方、ある同じ町を舞台に、誰かの一言や、ほんの少しの思いやりが生むかもしれない光を描く連作短篇集。〈受賞情報〉坪田譲治文学賞(第28回)
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 「虐待をする親の気持ちなんて一切理解できない。」この本を読むまではそう思っていました。虐待をしてしまう母親には暗い過去があることが多いのではないか。同じようなことをされてきて、虐待をすることでしか子どもを教育するすべを知らないのではないか。と思ったのです。そして、何よりもそういった母親のケアが大切なことに気づかされました。この本の中で、虐待をする母親がひとりのママ友の深い共感、理解を受けることで変わっていく物語があります。人は人の愛情でしか真に変わることはできないのだと改めて思いました。できるだけ多くの女性に読んでもらいたい一冊です。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 もう一度子育てしたいと思った
短編が5話収録されていますが、どれも親から子への虐待を扱っています。
「サンタさんの来ない家」の学校の在り方に驚きました。今の学校ってこんななのでしょうか。たしかに親はうるさいのでしょうけど、これでは子供は守れないのでは…。
虐待された子が親になって自分の子に虐待をするというのもよく聞く話です。1人でもわかってくれる人がいると違うのかな…?
虐待がテーマですが読後感は悪くなかったです。(みちんさんさん 30代・愛知県 女の子5歳、女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】