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[BOOKデータベースより]
平清盛、源頼朝など、新興武家棟梁が権力を握りはじめた時代。彼らと互角以上に渡り合った「大天狗」後白河上皇なかりせば、今の天皇制は大きく変容していたかもしれない。武士が後白河を蔑ろにできなかったのは、彼が一風変わった「情報源」を持っていたからだと著者は見る。その情報源とは、絵巻物である。後白河がつくらせた絵巻物の往時の姿をデジタル復元してみれば、「策略家」とは思えない後白河の本当の姿、そして、絵巻物に時代を動かす力があるということがわかってきたのだった。
第1章 怪しき帝の生涯(複雑な生い立ち;天皇になったのは二十九歳 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 非人ネットワーク(井上靖の後白河像;描きたかった良心 ほか)
第3章 天皇と天王(京都の街角で;もともとは別の神 ほか)
第4章 天皇は死んだ(謎の絵巻物「目無経」;発見された特異な場面 ほか)
中世屈指の情報収集能力を誇った「大天狗」後白河上皇について、歴史的資料ではなく、美術品からひもとくと、面白い事実が立ち現れてきた。今も歴史学者を悩ます「奇人帝の人間性」を、デジタル復元が明らかにする。