- 河原ノ者・非人・秀吉
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- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2012年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784634150218
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[BOOKデータベースより]
非人の世界に身を置きながら関白にまで昇りつめた秀吉。あらゆる史料を熟読し、秀頼は秀吉の実の子ではないことも立証。被差別民の新たな活動と役割を中世の視座から明らかにする。
第1部 河原ノ者・非人(犬追物を演出した河原ノ者たち―犬の馬場の背景;大和国北山非人宿をめぐる東大寺と興福寺―奈良坂と般若坂;都鄙の療病寺・悲田寺・清目(カワタ)―救ライ(癩)活動の展開と地方の差別構造;越後国荒河保の「入出非人所」と奥山庄の「ひにんかう屋(荒野)」;重源上人と「乞〓(がい)非人」―建仁二年の狭山池改修碑にみる土木工事と差別された人々;サンカ考;太鼓製作と中世筥崎宮散所;人身売買史断章・現代と中世を交錯する遊女像)
[日販商品データベースより]第2部 豊臣秀吉(少年期秀吉の環境と清須城下・繁栄と乞食町;秀吉の出自;秀頼の父;秀吉と陰陽師)
差別に耐えながらも社会の重要な役割を担い、誇りを持って生きてきた人びと。中世の被賎視民を対象として、差別の歴史を叙述した。フィールド調査と史料の読み直しにより、被差別民の新たな活動を明らかにする。〈受賞情報〉毎日出版文化賞人文・社会部門(第66回)