- 近世上方歌舞伎と堺
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- 価格
- 6,930円(本体6,300円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784784216086
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[BOOKデータベースより]
第1章 「興行地」堺の成立と定芝居
[日販商品データベースより]第2章 近世中期鎰町芝居の規模と構造
第3章 化政期大寺芝居の興行状況
第4章 天保改革令と堺の歌舞伎興行
第5章 天保改革後の堺と芸能興行
第6章 文久期堺の大寺芝居と説教讃語名代下付交渉
第7章 二代目中村富十郎と堺
第8章 興行地堺と観客
第9章 近世堺芝居番付考
本書は、従来より盛んである元禄期を中心とした近世上方歌舞伎研究から、少し時代を移した元禄期以降の展開、特に上方歌舞伎が特質を大きく転換した化政期から幕末期の実態を究明する。さらに上方歌舞伎の地域的展開や興行史的検討という観点についても考察するが、こうした課題に取り組むうえで重要な興行地として、堺を取り上げる。
堺における歌舞伎興行の全貌を解明することで、京・大坂の興行、さらには大芝居、中ゥ芝居の役者たちの動向をも照射し、上方歌舞伎の地域的展開の一端を明らかにした。