[BOOKデータベースより]
2011年3月11日から1年。共に祈ろう、共に乗り越えよう。
[日販商品データベースより]ある少年が体験した「あのひのこと」(東日本大震災)を軸に、家族の絆に支えられ、希望の光を見いだすまでを繊細なタッチで描きます。
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あの東日本大震災を葉祥明が描いたら、こうなるのですね。
あれはとても悲しい現実でした。
葉さんは、葉さんの世界で、あの災害を語っています。
オブラートにくるんだような風景画。
生々しさがないというか、霧の向こうに見える風景のような描写は、
残念ながらインパクトのところでは弱さを感じます。
でも、それが葉さんの描き方なのです。
オブラートは溶けていくと、後からじんわりと、しかも奥深く効いてきました。
語られていることは、津波の恐ろしさ、被災者の悲しみと精神的負担、それでも海が好きだという思い…。
主人公を置きながら、いろいろな経験、思いを繊細に描き切っていると思います。
読んで感じるという絵本ではなさそうですが、効果音楽のようにひしひしと伝わってくる、
葉さんならではの、「あのひ」の絵本です。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子15歳)
【情報提供・絵本ナビ】