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[BOOKデータベースより]
単年度予算をいかに編成するかに目を奪われがちな日本の財政活動に、欧米や国際機関では一般的な「動学的財政コントロール」の考え方を導入することで、何が見えてくるのか。まず、政府支出において大きな割合を占める社会保障―年金、医療、介護、育児、教育、労働、雇用―の各分野における現在の政策と、それを支える税制の問題点を明らかにする。そして、想定される人口構造の変化を踏まえ、現在の政策が継続された場合の財政状況を2060年までシミュレートし、政策の実行可能性を示す。
第1章 政府の財政活動と動学的財政コントロール(動学的視点から見た将来の支出と収入;我が国における政府の財政活動 ほか)
第2章 社会保障政策に基づく給付と財源(社会保障給付と財源の規模;公的年金の給付と財源 ほか)
第3章 人口とマクロ経済の変動を踏まえた政府支出の将来展望(年齢関係支出の将来見通し;公的年金支出の将来見通し ほか)
第4章 税収の変動要因の分析と政府収入の将来展望(政府の収入規模の概観;所得税の税収変動要因 ほか)
第5章 動学的財政不均衡の値と政策の実行可能性(我が国の動学的財政不均衡の値;動学的財政不均衡の値と経済成長の関係 ほか)