[BOOKデータベースより]
精神の至高の瞬間へ―“詩”と深く響きあう美術批評の傑作群。円熟期の傑作『ドガダンスデッサン』、新しい風景画の美と問題点を描いた「コローをめぐって」などの絵画論から、建築、写真、映画におよぶ卓抜な芸術論考。
第1部 建築(建築家についての逆説;ユーパリノスまたは建築家;楽劇『アンフィオン』の由来 ほか)
第2部 絵画(モンペリエ美術館;いくつかの絵画をめぐる注釈;ドガダンスデッサン ほか)
第3部 写真論・複製芸術論(写真発明百周年記念;最も面白い映画は“映画の映画”だ;映画術 ほか)
第4部 実作者としてのヴァレリー(『カイエ』におけるヴァレリーのデッサン)
ヨーロッパ的知性の最高峰に聳え立つ詩人・批評家の著作をテーマ別に編集、最新の研究成果をふまえた画期的な集成。本巻は絵画論から、建築、写真、映画におよぶ卓抜な芸術論考を収める。
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