- ニコマコス倫理学 下
-
ワイド版岩波文庫 347
Ethica Nicomachea.- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000073479
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[BOOKデータベースより]
アリストテレス(前三八四‐三二二)の著作を息子のニコマコスらが編集した本書は、二十三世紀に近い歳月をしのいで遺った古典中の古典である。下巻には「抑制と無抑制」について述べる第七巻、各種の「愛」を考察する第八・九巻、「快楽」に関する諸説の検討と「幸福」について結論する第十巻を収める。詳細な索引を付す。
抑制と無抑制(悪徳・無抑制・獣的状態。ならびにその反対のもの。抑制と無抑制とに関するもろもろの通説;これらの見解に含まれている困難。以下かかる難点が解きほぐされなくてはならない ほか)
[日販商品データベースより]快楽―A稿(快楽の究明の必要。快楽は善でないという三説とその論拠;右についての全面的な検討 ほか)
愛(フィリア)(愛の不可欠性とうるわしさ。愛に関する疑義若干;愛の種類は一つではない。その種別は「愛さるべきもの」の種類いかんから明らかになる。「愛さるべきもの」の三種―善きもの・快適なもの・有用なもの ほか)
快楽―B稿(快楽を論ずる必要。快楽の善悪に関する正反対の両説。その検討の必要;快楽は善であるとするエウドクソスの説。(その制約。)エウドクソスに対する駁論の検討 ほか)
結び(究極目的とされた「幸福」とは何か。それは何らか即自的に望ましい活動でなくてはならぬ。だが快楽が「幸福」を構成はしない。「幸福」とは卓越性に即しての活動である;究極的な幸福は観照的な活動に存する。だがかかる純粋な生活は超人間的である ほか)
古代ギリシアにおいて初めて倫理学を確立した名著。下巻には、「抑制と無抑制」について述べる第7巻、各種の「愛」を考察する第8・9巻、「快楽」に関する諸説の検討と「幸福」について結論する第10巻を収める。