陰影論

デザインの背後について

青土社
戸田ツトム　

• 価格: 2,090円（本体1,900円＋税）
• 発行年月: 2012年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784791766062

内容情報

[BOOKデータベースより]

速度と効率最優先の資本主義とデザインが、自然と環境を廃墟へと導く。運動／静止、強さ／弱さ、表層／深層と、見失われた微妙な空間に潜む“陰影”の豊かなダイナミズムを、デザインは捕捉・蘇生し、新たな社会を構築できるか―。

弱さを聴く
表面積の哲学
擦過傷
半諧調を知る
影の運動
明るい街
消える形
触れる
Ｎｏｗｈｅｒｅ
宗達から光琳へ
山水の時間
諧調論
眼の震え

[日販商品データベースより]

「陰影」の豊かなダイナミズムを、デザインは捕捉・蘇生し、新たな社会を構築できるか。光と影の循環する自然・環境のなかで、自然を切り取ってきたデザインに、何が可能かを模索する、全く画期的なデザイン原論。