- わたしの名は赤 上 新訳版
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ハヤカワepi文庫 epi 66
Benim adim kirmizi.- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2012年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784151200663
[BOOKデータベースより]
1591年冬。オスマン帝国の首都イスタンブルで、細密画師が殺された。その死をもたらしたのは、皇帝の命により秘密裡に製作されている装飾写本なのか…?同じころ、カラは12年ぶりにイスタンブルへ帰ってきた。彼は件の装飾写本の作業を監督する叔父の手助けをするうちに、寡婦である美貌の従妹シェキュレへの恋心を募らせていく―東西の文明が交錯する大都市を舞台にくりひろげられる、ノーベル文学賞作家の代表作。国際IMPACダブリン文学賞(アイルランド)、最優秀海外文学賞(フランス)、グリンザーネ・カヴール賞(イタリア)受賞。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 1500年代末のオスマントルコ帝国の首都・イスタンブールを舞台にした画家たちの物語。殺人事件を発端とするミステリ仕立ての話ですが、とにかくこの設定がすばらしい。1500年代末というと中世と近世のあいだだし、イスタンブールといえば東西文明のまじわるところ。まるで暖流と寒流がぶつかる海が絶好の漁場になるように、物語はとても豊かになるのでした。訳もいい。
1500年代末のオスマントルコ帝国の首都・イスタンブールを舞台にした画家たちの物語。殺人事件を発端とするミステリ仕立ての話ですが、とにかくこの設定がすばらしい。1500年代末というと中世と近世のあいだだし、イスタンブールといえば東西文明のまじわるところ。まるで暖流と寒流がぶつかる海が絶好の漁場になるように、物語はとても豊かになるのでした。訳もいい。
門井慶喜/作家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/11/22
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】