- 黄金の王白銀の王
-
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2012年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041000106
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。

ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 ある書店の書店大賞に選ばれた本です。読み終わって数日たっても、この本の結末が頭から離れません。(だからと言って、終わりから読み始めないように!)ファンタジーの部類に入りますが、設定等が緻密に考えられ、歴史小説と同じくらい骨太で読み応えのある作品です。文庫ですが字が小さめで、文字がぎっしりなので本当に本や活字が好きな人向けかと思います。少し長めなので、読むのに気合が必要です。けれど、その労力に見合う内容でした。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
久し振りに一気読みして明け方になり、いい気分で眠りにつけました。最近のヒット本です。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
自分の「なすべきこと」を見失わない強さに感動した。(MIYA/女性/20代)
[BOOKデータベースより]
二人は仇同士であった。二人は義兄弟であった。そして、二人は囚われの王と統べる王であった―。翠の国は百数十年、鳳穐と旺厦という二つの氏族が覇権を争い、現在は鳳穐の頭領・〓(ひづち)が治めていた。ある日、〓(ひづち)は幽閉してきた旺厦の頭領・薫衣と対面する。生まれた時から「敵を殺したい」という欲求を植えつけられた二人の王。彼らが選んだのは最も困難な道、「共闘」だった。日本ファンタジーの最高峰作品。
[日販商品データベースより]「気がつくと、夢中で読みふけっていた。続きが気になって、中断したくない。
一刻も早くラストを知りたいが、物語が終わってしまうのも、惜しい。結局、読了後もしばらく余韻が続いた。」(小谷真理氏「解説」より)
二人は仇同士であった。二人は義兄弟であった。そして、二人は囚われの王と統べる王でであった――。
一国をめぐる男二人の相克!
翠の国は、ここ百数十年、鳳穐(ほうしゅう)と旺廈(おうか)という二つの部族が覇権を争い、現在は鳳穐の頭領、櫓(ひずち)が王として治めていた。
櫓は旺廈の頭領となるべき薫衣(くのえ)を森の中に幽閉してきたが、15歳になった時、薫衣を王の城、四隣蓋城に連行する。
城の地下、歴代の王の墓所で2人きりになった櫓は思わぬ提案を投げかける。「二つの氏族を一つにし、戦を終わらせよう」と。
「敵を殺したい」という欲求を植えつけられた二人の王にとって、それは想像以上に厳しい道だった……。
“仇を討てぬ臆病者”。その非難をあびながらも、迫り来る外敵に備え、二人は己を殺して国難に立ち向かう。
日本ファンタジーの最高峰作品。
【目次】
序章
第一章 雷鳥の帰還
第二章 翼なき飛翔
第三章 ススキ野に吹く風
終章
主な登場人物
解説 小谷真理