- 郁達夫と大正文学
-
〈自己表現〉から〈自己実現〉の時代へ
東京大学出版会
大東和重
- 価格
- 6,160円(本体5,600円+税)
- 発行年月
- 2012年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784130860406

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[BOOKデータベースより]
郁/達夫と大正文学―第一次大戦後の文学と“自己実現”
[日販商品データベースより]第1部 “自己表現”の時代の中で(“自己表現”の時代―『沈淪』と五四新文化運動後文学空間の再編成;日本留学時代の読書体験―学校体験・留学生活・日本語・外国文学)
第2部 日露戦後から第一次大戦後へ(田山花袋の受容―『蒲団』と「沈淪」;志賀直哉の受容―自伝的文学とシンセリティ)
第3部 “自己実現”の時代へ(大正教養主義の受容―自我をめぐる思考の脈絡;オスカー・ワイルドの受容―唯美主義と個人主義;大正の自伝的恋愛小説の受容―『懴悔録』・『受難者』・『新生』)
比較文学と文学史研究
郁達夫における大正文学の受容を明らかにすると同時に、その眼を通して大正文学、特に第一次大戦後の日本文学の変化を大胆に描く。比較文学と文学史の手法を駆使し、中国と日本の文化交流に新たな光をあてる力作。