[BOOKデータベースより]
どれだけ重大な事実であろうと、マスコミが口を閉ざしてしまうことがある。大物政治家の不正疑惑、大手企業が引き起こした不祥事、有名タレントの薬物使用疑惑…。「報道の自由」を掲げながらも、新聞やテレビ、出版各社が、過剰な自主規制に走ってしまうのはなぜか?『噂の眞相』副編集長時代に右翼から襲撃を受けた経験を持つフリージャーナリストが、闇に葬られた数々の実例を取り上げながら、ネット時代の今もメディア・タブーが増殖し続けるメカニズムに鋭く迫る。
序章 メディアにおけるタブーとは何か
第1章 暴力の恐怖―皇室、宗教タブーの構造と同和タブーへの過剰対応(私が直面した右翼の暴力;皇室タブーを生み出す右翼への恐怖;皇室タブーからナショナリズム・タブーへ;宗教タブーは「信教の自由」が原因ではない;同和たぶーに隠された過剰恐怖の構造;同和団体と権力に左右される差別の基準)
第2章 権力の恐怖―今も存在する政治家、官僚タブー(政治権力がタブーになる時;メディアが検察の不正を批判しない理由;愛人報道、裏金問題で検察タブーはどうなったか;再強化される警察・財務省タブー)
第3章 経済の恐怖―特定企業や芸能人がタブーとなるメカニズム(ユダヤ・タブーを作り出した広告引き上げの恐怖;タブー企業と非タブー企業を分かつもの;原発タブーを作り出した電力会社の金;電通という、もっともアンタッチャブルな存在;ゴシップを報道される芸能人とされない芸能人;芸能プロダクションによるメディア支配;暴力、権力の支配から経済の支配へ)
第4章 メディアはなぜ、恐怖に屈するのか
「報道の自由」を掲げながらも、新聞やテレビ、出版各社が、過剰な自主規制に走ってしまうのはなぜか。「噂の眞相」元副編集長が、実例を取り上げながら、メディア・タブーが増殖し続けるメカニズムに鋭く迫る。
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「報道の自由」を掲げながらも、マスコミが決して触れることのない「タブー」。メディアのタブーが増え続ける原因とは一体?タブーの正体に鋭く迫ります。