- 逆説の日本史 14(近世爛熟編)
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2011年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094086027
[BOOKデータベースより]
江戸時代にあって最も爛熟をきわめた元禄の世(1688年〜1703年)は、日本近世史上最大の“大変革”の時代でもあった。今に伝えられる「忠臣蔵」美談創作の裏に秘められた日本人の精神構造の大転換はじめ、21世紀の今を生きる日本人の原像がここにあった。名君綱吉の治世が揺るがした刃傷と仇討ち。赤穂事件が「忠臣蔵」に変移した謎。
第1章 忠臣蔵、その虚構と真実編―武断政治から文治政治への展開2
第2章 将軍と側用人システム編―武断政治から文治政治への展開3
第3章 大坂・江戸 大商人の世界編―武断政治から文治政治への展開4
第4章 明と日本編―江戸時代の東アジア外交1
第5章 琉球王国と日本編―江戸時代の東アジア外交2
忠臣蔵の虚構と真実を解き明かす
歴史上の事実である「赤穂事件」はどのようにして「忠臣蔵」という「虚構のタイトル」で呼ばれるようになったのか? 「吉良の浅野イジメが作り話なのは会社員の接待の常識からもわかる」「最も基本的な史料である浅野内匠頭の辞世すら最初からなかった」「吉良邸に討ち入った四十七士に死者、重傷者がひとりも出なかったのはなぜか」など、従来の「常識」に真っ向から異を唱える意欲作。江戸庶民の喝采を浴びた赤穂事件の真実に迫る――
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