- 精神分析における境界侵犯
-
臨床家が守るべき一線
Boundaries and boundary violations in psychoanalysis.金剛出版
グレン・O.ギャバード エヴァ・P.レスター 北村婦美 北村隆人- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784772412216
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[BOOKデータベースより]
臨床家が越えてはならない一線を越えること、それを「境界侵犯」という。本書は、精神分析における「境界侵犯」の倫理的問題について、多面的理解を試みた著作の翻訳である。本書の美点は、3つあげられる。まず、普段表に出ることのない境界侵犯の事例が、豊富に紹介されていること。2つ目に境界侵犯をおかした治療者を類型化し、それぞれの精神力動を示したこと。そして最後に境界侵犯が生じた際に個人や組織がとるべき対応を、非常に具体的に論じていること、である。これらについての論述の包括性と具体性を備えた本書は、倫理的な問題が重視されつつある現代の臨床家にとって、欠かせない1冊になるであろう。
第1章 精神分析における境界概念
[日販商品データベースより]第2章 境界と精神分析過程
第3章 分析の枠組み、分析的境界、そして分析的対象
第4章 境界とジェンダー
第5章 精神分析における境界侵犯の初期の歴史
第6章 性的境界侵犯
第7章 非性的境界侵犯
第8章 転移の運命:終結後の境界
第9章 精神分析のスーパービジョンにおける境界
第10章 組織の対応
臨床家が越えてはならない一線を越えること、それを「境界侵犯」という。精神分析における「境界侵犯」の倫理的問題について、多面的理解を試みる。倫理的な問題が重視されつつある、現代の臨床家必読の1冊。