- 伊勢
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305706232
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[BOOKデータベースより]
その代表作を厳選して紹介。各歌には現代語訳をつける。振り仮名つきで読みやすい丁寧な解説つき。歌人略伝・略年譜を付し、生い立ち・歴史的背景がわかるようにした。より深く知るための読書案内付き。解説で、特色と、文学史的位置づけを行う。巻末に作家・評論家・研究者による名エッセイを収録。
難波潟短き蘆の
[日販商品データベースより]涙さへ時雨に添ひて
人知れず絶えなましかば
三輪の山いかに待ち見む
裁ち縫はぬ衣着し人も
一人行くことこそ憂けれ
世の常の人の心を
岸もなく潮し満ちなば
渡津海とあれにし床を
春霞立つを見捨てて〔ほか〕
うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の第2期第1回配本、伊 勢です。
伊勢という女流は、あるいはかなり剛毅な放胆な心を、温和なやさしさのかげに秘めていたのではなかろうか。......馬場あき子
伊 勢 Ise
八世紀前半の仁明朝の小野小町の歌を継ぐ形で、九世紀後半の宇多天皇の後宮で自在な歌才を発揮し、男性歌人に伍して繊細多感な女性の歌を開拓した女房歌人。その歌は、女性の歌を多くは載せることのない『古今集』の中でも異彩を放っていて、後世に伊勢の御の尊称を残した。道綱母や和泉式部などその後に続く多くの女性歌人の歌のあり方をリードし、女歌の原型を確立した歌人としても知られる。『百人一首』に「難波がた短かき蘆の節の間も」の名歌を提供した。