- 死神の追跡者
-
トム・マーロウの奇妙な事件簿 1
Death and the arrow.- 価格
- 1,628円(本体1,480円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784591126448
[BOOKデータベースより]
フリート街の印刷工房で働く少年トム・マーロウは、奇妙な連続殺人事件のうわさを耳にする。被害者の体は、矢で射抜かれ、現場には、一枚のカードがのこされていたという。そう、矢をにぎって狙いを定める死神が描かれた、不気味なカードが…。事件の真相にせまるトムに、恐ろしい影がしのびよる。18世紀の大都市ロンドンを舞台に、スリルあふれる冒険がはじまる。
[日販商品データベースより]奇妙な連続殺人の噂を耳にした少年・トム。被害者の体は矢で射抜かれ、現場には死神のカードが残されていた。真相に迫るトムに、恐ろしい影が忍び寄る…。「怖い話」の名手がおくる、スリリングな新冒険ミステリー。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- うつし屋と大小屋
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2025年07月発売】
- 十年屋 8
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2025年02月発売】
- 見つけ屋とお知らせ屋
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年07月発売】





























幻想的なイギリスらしい怖い話のシリーズ「モンタギューおじさんの怖い話」の作者、クリス・プリーストリーの新しいシリーズ。
「トム・マーロウの奇妙な事件簿」第1巻です。
時は18世紀、舞台はロンドンの町。印刷工場をしている父の手伝いをしているトム・マーロウは15歳の少年。
前シリーズの「モンタギューおじさん…」は児童文学のジャンルに入ると思いますが、こちら「トム・マーロウ」シリーズはライトノベルに近いジャンルの作品です。
本の装丁などからも、今の10代の少年処女たちが手に取りやすそうです。
日本版のイラストは佐竹美保さんです。
街で起きた不思議な事件の三人目の被害者は、トム・マーロウの親友=ウィル・ピコットだった。
すりだったウィルが巻き込まれれ、殺されてしまった真相を探るため、トム・マーロウは父の工場によく印刷物を頼む博学のハーカー博士とともに謎に挑んでいくというストーリー。
本書は21章でなっていて、1章1章は短く簡潔で読みやすい文章です。
ミステリの謎解き要素はあるものの、そこだけに重きを置かず、町全体の風景、その時代でこその歴史的な情景などがさりげなくちりばめてあるところは、クリス・プリーストリーらしさが出ています。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子21歳、女の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】