- 江戸時代の老いと看取り
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634547049
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[BOOKデータベースより]
江戸時代は身分、階層、男女の性別を超えて、人びとの長寿の可能性がひろがった時代でした。老齢の家族の日々の暮しを支えることは、家の役割として重視され、とりわけ子として親を扶養し看取ることは、孝行の実践行為として規範化されていました。長寿化と高齢化が進展してゆき、長命を叶えるための心得と、あるべき看取りが説かれた時代にあって、人びとはどのように老いと向きあい、幕府や藩は、いかなる方策を示していたのか、本書では、老いを生きる、老いを寿ぐ、老いを看取る、という三つの観点から、その実相をひもといてみます。
1 老いへのまなざし(映画「たそがれ清兵衛」の描写から;原作と映画の背景 ほか)
[日販商品データベースより]2 老いを生きる(老いて働く農民;高齢の当主と後家当主 ほか)
3 老いを寿ぐ(「諸国風俗問状答」にみる年祝い;菅江真澄がみた百賀 ほか)
4 老いを看取る(「養老」の教えと孝規範;武家における介護教育 ほか)
長寿化と高齢化が進展し、長寿の心得と、あるべき看取りが説かれた江戸時代。人々はどう老いと向き合い、幕府や藩はどんな方策を示したのか。「老い」を生き、寿ぎ、看取るという観点から、その実相をひもとく。