- 卍の殺人
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- 価格
- 713円(本体648円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122055476
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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sige




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最強の“女系”家族
“卍”という単語だけでナチスを連想しおどろおどろしいイメージが湧き上がる。がそちらではなく、旧家の館の造り。作中にその詳しい平面見取り図まで掲載されている。つまり回転対称のこの形がこのミステリーの謎を解く形である事はすぐに想像できる。この形をどのようにミステリーにつなげるかを楽しみに読める。しかし、伏線に気が付きながら、作者にやられてしまった。ちょっと悔しい。
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ななちん




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超王道 サスペンスドラマ
八墓村とか犬神家の一族とか、横溝作品を思わせる、おどろおどろしい館で起こる連続殺人。二時間ドラマとか映画を見ているように映像が浮かんで来て、どんどん読み進められた。登場人物たちも超個性的で謎。しかし、この真相は予想外。驚き。でも、ちょっと後味悪いかな。




























[BOOKデータベースより]
荻原亮子は恋人の安東匠とともに彼の実家を訪れた。その旧家は二つの棟で卍形を構成する異形の館。住人も老婆を頂点とした二つの家族に分かれ、微妙な関係を保っていた。匠はこの家との訣別を宣言するために戻ってきたのだが、次々に怪死事件が起こり…。謎にみちた邸がおこす惨劇は、思いがけない展開をみせる。著者デビュー作。