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[BOOKデータベースより]
日米同盟の再構築に向けて―新しく生じつつあるパワー・バランスの動向を見据え、戦略的思考に基づく総合的な外交・安全保障政策の実行を提言する。
国家、国益、価値と外交・安全保障
[日販商品データベースより]新しいパワー・バランスと日本外交
オバマ政権の核・通常兵器政策と「拡大抑止」
日本における「核の傘」の歴史的形成過程
北朝鮮の核問題をめぐる関係国の対応とその収支
米軍の再編と東アジア戦略
日豪安全保障パートナーシップの進展
ミサイル防衛と宇宙の利用
日米関係の基本構造
シーレーン防衛と「海洋協盟」の構築
憲法九条と国際法
安全保障の政治経済学
総括座談会「総合的安全保障協力に向けて」
国際社会における権力構造は、冷戦後のアメリカによる一極構造が、(アフガン・イラクの桎梏、サブプライム・ローン問題、リーマン・ショック等による)アメリカの国力と国際的地位の相対的低下、逆に言えば中国・インド等の新興大国の台頭による新しいパワー・バランス(多極または無極構造)に姿を変えつつある。
このような国際状況のもとで日本に要請されるのは、日本自身の座標軸を明確に設定した上で、戦略的思考に基づく外交・安全保障政策を果敢に実行していくことである。日本社会に根を下ろしつつある閉塞感、内向き・縮み思考を逆転させるためにも、日本は世界の平和、安全及び繁栄を志向して、積極的に国際社会に関与していくことが求められている。新しく生じつつあるパワー・バランスの動向を見据えつつ、自らのグローバルな役割と責任を自覚してこれを積極的に果たしていくためには何が必要か。
日本の外交・安全保障の問題を、外交・国際政治・防衛のエキスパートが論じ尽した必読の論文集。