「写真週報」に見る戦時下の日本

世界文化社
太平洋戦争研究会　保阪正康　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2011年11月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784418112319

内容情報

[BOOKデータベースより]

日中戦争が泥沼化した昭和１３年２月から太平洋戦争末期の昭和２０年７月まで、内閣情報部が発行していた雑誌「写真週報」全３７０冊。この政府によるプロパガンダ誌に登場する戦時下の日本人たちの姿は、貴重な歴史の証言記録である。

第１部　拡大する日中戦線（時代の背景を読む　１９３８年（昭和１３）〜日米開戦まで自由主義・民主主義と訣別した近衛政権；創刊の言葉　見よ！試練の日本・銃後の力；前線　武漢三鎮の陥落　ほか）
第２部　太平洋戦争下の日本（時代の背景を読む　１９４２年（昭和１７）〜１９４３年（昭和１８）つかの間の勝利から敗勢へ；太平洋戦争開戦号、一冊丸ごと復刻　一億、今ぞ敵は米英だ！；前線　日米開戦、真珠湾奇襲攻撃　ほか）
第３部　１億総玉砕、本土決戦へ（時代の背景を読む　１９４４年（昭和１９）〜１９４５年（昭和２０）無条件降伏をめぐる政府と軍部の対立；玉砕　タラワ、マキン守備隊玉砕す；玉砕　米軍、クェゼリンに上陸す　ほか）

[日販商品データベースより]

日中戦争が泥沼化した昭和１３年２月から太平洋戦争末期の昭和２０年７月まで、内閣情報部が発行していた雑誌「写真週報」。それを読み解くことで、太平洋戦争開戦７０年の今年、あの戦争が何だったのかを考える。