揺らぐサラリーマン生活

仕事と家庭のはざまで

ミネルヴァ書房
多賀太　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2011年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784623060931

内容情報

[BOOKデータベースより]

サラリーマンのワーク・ライフ・バランスを問う。職場でも家庭でも何が「標準」なのかが不明確になってきた現代社会の生活実態に迫る。

序章　揺らぐ労働規範と家族規範―サラリーマンの過去と現在
第１章　変わる働かされ方、働き方―労働法制の変化と自己責任の論理
第２章　キャリアパターンの持続と変容―「新人類」世代以降の事例から
第３章　育児するサラリーマン―育児ができないつらさ、仕事ができないつらさ
第４章　教育するサラリーマン―チューターとしての父親像の台頭
第５章　ポスト会社人間のメンタリティ―仕事の私事化と私生活の充実
第６章　個人化社会における「男らしさ」のゆくえ―サラリーマンのいまとこれから
付録　調査の概要

[日販商品データベースより]

かつてのサラリーマン生活は、現在、日本の男性にとって自明の生き方ではなくなりつつある。現代のサラリーマンたちはモデルなき人生をいかに送っているのか。詳細な聞き取り調査をもとに、その実際を明らかにする。