[BOOKデータベースより]
草山万兎さんは河合雅雄さんのペンネームです。サル学の世界的権威でモンキー博士の河合さんは、サル語のほん訳に次いで賢治語のほん訳に挑み、みごとに賢治童話のナゾの扉を開けました。
雪渡り
「雪渡り」を読んで
なめとこ山の熊
「なめとこ山の熊」を読んで
注文の多い料理店
「注文の多い料理店」を読んで
セロ弾きのゴーシュ
「セロ弾きのゴーシュ」を読んで
〜賢治童話のナゾの扉を開けた、河合雅雄(草山万兎)の快心作!〜
自然との共生関係を超えて、一体化する境地へ。ゴリラやゲラダヒヒ研究の世界的権威である河合雅雄さんが、宮沢賢治の童話の解説に取り組みノーベル賞的発見をしました。
「そうか、賢治はそう言いたかったのか」と思わず膝を打つことでしょう。「不思議な感じが残る」「動物がたくさん出てくる」童話を各巻で取り上げました。
音読してみても味わい深い、リズムをもった童話です。著者の万兎さんのナゾ解き解説とともに、宮沢賢治の世界を探索してみてください。
T巻には「雪渡り」「なめとこ山の熊」「注文の多い料理店」など、賢治童話の原文も収録。河合さんのナゾ解き解説とともにお楽しみください。【シリーズ全4巻】
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東日本大震災以降、岩手県花巻市に生まれた宮沢賢治の作品がこれまで以上に注目されています。宮沢賢治というと「雨ニモマケズ」が大変有名ですね。「雨ニモマケズ」で使われているのは、まさに直球でズキンと心に響くような文体ですが、童話作家としての賢治の書く文章はとても奥深く、謎めいている作品も多くあります。「注文の多い料理店」では、なぜ死んだはずの犬に猟師が助けられるのか、なんて今少し思い出してみただけでも、賢治の仕掛けた鍵が物語の中に散らばっていそうですね。本書では、とても読みやすい文章でその解説と原文を楽しむこ