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[BOOKデータベースより]
経済格差と貧困の拡大に伴い、教育機会の格差・不平等も深刻になっている。しかし、そもそもなぜ「教育機会の平等」が望ましく、それはどのように正当化されうるか。そしてどうすれば実現できるのか。市場社会のなかの教育、教育の費用、自由な選択、個性の尊重、差別と人権、統合と多様性、能力と選別等の難問に向き合い、「平等の理由」と「平等の条件」を理論・実践の両面から追究する。
序論 なぜ「教育機会の平等」の再検討なのか
1 市場社会と教育機会(「奪われなさ」と平等原理―社会からみた機会の不平等;教育費のエコノミックスとポリティックス―人的資本・ネットワーク外部性・信用取引 ほか)
2 教育の実践と改革(「共生・共有」のなかで「教育機会の平等」を考える;個性化教育の可能性―愛知県東浦町の教育実践の系譜から ほか)
3 人権と民主主義への問い(在日外国人の子どもの教育機会―日系ブラジル人を中心に;人種格差社会アメリカにおける教育機会の平等―ポスト公民権運動期の黒人の教育権 ほか)
4 平等原理の再定位(能力にもとづく選抜のあいまいさと恣意性―メリトクラシーは到来していない;「教育機会の平等」の復権―子どもの学校を親が決めてよいのか)