[BOOKデータベースより]
母の郷里ですごした、少年時代の夏休み。そのなんでもない田舎ぐらしの中でぼくは幻とも現実ともつかない不思議なできごとに出会う。昭和三十年代を舞台につづる12の奇譚。小学校高学年から。
[日販商品データベースより]夏休みを過ごした田舎で、少年だった私は現実とも幻ともつかない奇妙な出来事をいくつも経験する…。ノスタルジー漂う昭和30年代を舞台に、村の人々の複雑な人間模様と、少年の成長を織り交ぜながら綴った奇譚集。
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50年ほど前、
東京近郊の農村で夏を過ごした少年の不思議な思い出。
この少年、大人には見えないものが見える。
子どもにしか見えないもの。
けれど、どの子どもにも見えるわけではないもの、が見えるだ。
人間の暮らしと隣り合わせに、昔からずっと静かにいるものが。
切り口の鋭利なファンタジーではなくて、
昭和の日本ののどかさが流れるファンタジーです。
少年の不思議な力は、“察する力”とでも言った方がぴたりときます。
その力で何をするでもなく、ただ察して見て体験する少年。
戸惑う少年に寄り添い、そっと導いてくれる大人たち。
斉藤洋さんのお話しは、読んでいてほっとします。
農村の風景描写が、とても懐かしい。
暑い真夏にひんやり肌に感じる、大きな農家の土間の暗さが蘇りました。
ぜひ夏休みに読みたい児童書です。
中学年から大人まで、おすすめです。(ちゅら。さん 40代・千葉県 男の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】