- ハワード・カーター
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ツタンカーメン王の墓を発見した考古学者
集英社版・学習漫画 世界の伝記NEXT
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2011年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784082400538
[BOOKデータベースより]
古代エジプト王国の記録にのっていないなぞの王、ツタンカーメン。その存在を多くの人が信じていないなか、考古学者ハワード・カーターは自分の信念にもとづいて、墓の発掘を続けました。資金もつき、人びとともぶつかり、なんども挫折を味わいましたが、ハワードの意志の力は、やがて世紀の発見へとかれをみちびきます。1922年、ラストチャンスに王の墓を発見!ほとんど未盗掘の墓が発見されるのは、きわめてめずらしいことです。いまから3000年以上前の、美術品と王をとりまくドラマが、目の前によみがえりました。エジプト考古学を大いに発展させたハワード・カーターの生涯と業績にせまります。
名前を消された王
絵かきの少年
「王家の谷」
チャンス到来
ツタンカーメン王とは
栄光と悲しみ
ファラオの呪い
棺の花
古代エジプトの王、ツタンカーメンの実在を誰も信じていなかった頃、考古学者のハワード・カーターは信念で発掘を続けた…。エジプト考古学を大いに発展させた、ハワード・カーターの生涯とその業績に迫る。
4年生の長男が歴史物に興味を持ち始めたので、まずは手軽に漫画で伝記を色々一緒に読んでいます。
今や色々な人物の伝記があるのですね。私が小学生の頃は、かなり限られた種類しかなかったように思います。
貧しい家に生まれ、勤勉な働きぶりからエジプトの考古学の世界に入っていったカーターが、情熱をかけてツタンカーメン王の墓を発見するまでが描かれています。
彼の人生を知るのにも面白いですが、エジプトの王家の谷の発掘史や、当時の列強とエジプトとの関係、考古学者としての職業倫理など、考えさせられるテーマが色々と含まれています。(さみはさみさん 40代・東京都 男の子10歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】