[BOOKデータベースより]
後年の「社会史」へとつながる問題観転換のきっかけとなった長篇仏語論文(全訳)、自己経験をふまえつつ現代歴史学の歩みを論じた「戦後歴史学と社会史」などの論考を収載する。
序 戦後歴史学と社会史
1 戦後歴史学と近世史研究(フランス絶対王政の社会;一六世紀フランスの小作経営について;領主制の「危機」と半封建的土地所有の形成 ほか)
2 土地から村、村から村人へ(一七・一八世紀における農村生活の一実態―フルーリ=アン=ビエールの領主領)
3 構造史と変動史(フランス絶対王政の領域的・人口的基礎;一七世紀フランスにおける土地所有と経営;転形期の社会と経済)
現代歴史学の方法と実践を学ぶうえで必読の論考群。本巻は後年の「社会史」提唱へと繋がる、そうした「問題観の転換」のきっかけとなった長篇仏語論文、農村史・宗教戦争・絶対王政に関する著者前半期の論考を収録。
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