- 神様のカルテ
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- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2011年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094086188
[BOOKデータベースより]
栗原一止は信州にある「二四時間、三六五日対応」の病院で働く、悲しむことが苦手な二十九歳の内科医である。職場は常に医師不足、四十時間連続勤務だって珍しくない。ぐるぐるぐるぐる回る毎日に、母校の信濃大学医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば最先端の医療を学ぶことができる。だが大学病院では診てもらえない、死を前にした患者のために働く医者でありたい…。悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。二〇一〇年本屋大賞第二位、日本中を温かい涙に包み込んだベストセラー、待望の文庫化。
[日販商品データベースより]この病院では、奇蹟が起きる。
栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く、29歳の内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。妻・ハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。悩む一止の背中を押してくれたのは、死を目前に控えた高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。
第十回小学館文庫小説賞受賞作。2010年本屋大賞第2位。
【編集担当からのおすすめ情報】
50万部を突破した感動のベストセラー待望の文庫化!
さらに映画化!櫻井翔さんと宮崎あおいさんが、
初の夫婦役で競演します。他豪華キャストで、
2011年8月27日、全国東宝系にて公開!
続編『神様のカルテ2』も大ヒット、シリーズ100万部突破!
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ユーザーレビュー (38件、平均スコア:4.9)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
映画の原作本。主人公の医師である栗原一止が24時間対応病院の激務の中で、医療とは何かと葛藤しながら少しずつ成長していく物語。奥さんのハルさんとの会話の描写にほっこりします。(まっちょ/女性/30代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
映画化もされた作品ですが、原作はまた違った味わいが。決して明るくはありませんが、じんわり、心にしみる作品です。(アオイ/女性/30代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
とにかく感動!主人公の栗原一止が患者一人一人と向き合い、家族と向き合い、仲間と向き合う、面白いし感動もする物語。周りの人が居てくれるありがたさを感じる作品。(嵐ちゃん。/女性/10代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
空気感が好き(17/女性/20代)
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
とにかく心の安らぐ本です。じっくり読んで涙してください。(けん3/男性/60歳以上)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
田舎の病院の勤務医であるイチさんの視点から描かれている。患者との交流の様子など彼の優しい人柄が文章から伝わってくる心温まる小説だが、夜間救急や過疎地の医者不足など現代的な医療問題にもふれており、ほっこりする中にも考えさせられる話である。(まっちょ/女性/30代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
映画になったことっがきっかけで読んだのですが、期待していたよりも面白かったと思います。すごくワクワクしたりドキドキしたりというような大きな抑揚はないのですが、読み終わったあとに何かあったかいものが心に残るような作品でした。サクサク読めるので、たくさんの方に読んでいただきたいです。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
化学の先生に勧められ読みました。同僚の砂山次郎と一止会話が面白く、最後に亡くなった患者さんの遺書に眼が熱くなるものを感じました。ハルとのラブラブさも最高です。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
こんなに時間を忘れて読んだのははじめて。心がじわじわ温まる物語。
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
地方病院勤務医のエリートコースから見るとしがない、だが心温まる患者との交流,妻のおおらかな性格など、ほのぼのとした気持ちにしてくれる。(seichann/男性/60代以上)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
物語の中に出てくる一人のおばあさんの、先生やその他の皆さんに対する接し方やお話に胸を打たれました。そんな人々との別れと出会いを繰り返している病院という場所に改めて尊敬の念を抱きました。(しおにん/女性/20代)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
夏目漱石の設定を使いながらも、主人公達の純真で前向きな気持ち、友を見守る暖かな視線に心から感動します。医療現場の大変さにも決して弱音を吐かないスタッフ一同の心意気に胸が詰まります。(だいたくん/男性/50代)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
医者は助かる命は精一杯助けるのは当たり前だ。ただ、助からないとわかったときにどういう風に逝かせるのかという終末期医療こそ大切なんだろう。家族としたら助けてほしいと思うのであろうが、本人としたらどうだろうか・・・桜井翔さん主演だからと観に行って、迫真の演技と脇を固める俳優人のすばらしさにすっかり魅了され涙が止まらなかった。(vird/女性/30代)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
主人公およびまわりの人々のあたたかさ、思いやりの深さに今にないものを感じ、胸を打たれた。(マサピ/男性/50代)
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匿名希望
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医療体制について
考えさせられる小説です。
過酷な医者の労働実態がわかるお話です。
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UK
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贈り物にいかがですか
小学5年生の姪っ子がはじめて買った本。
久々に会って、もうこんな本を読めるようになったのか!とびっくり。
本人は桜井翔君きっかけで軽い気持ちで読んでみたようですが、
いたく感激し、本にはまるようになりました。
小学校高学年の子への贈り物にいかがでしょうか。
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
登場人物それぞれが個性を持ち、作品の中で生き生きと自分の意見を持って、生活している。中でも透明感のある榛名さんが大好きです。(まりん)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
一人の医師を通して、命の儚さや、内科医のジレンマ… 死と向き合った患者さんの気持ちが、描かれている。 (マリモ)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
自分でかって心がほんわかした本だったからそれを共有したい。(え)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
こんな医療従事者になりたい!そう思わせてくれる素敵な1冊です^^ 一止とハルの関係もかわいいです(^ω^)(うさぎ)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
読むと優しい気分になれる(okkun)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
心が温かくなる(^O^)/(ぐるぐる)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
悩んだ時や沈んだ時、物事を広い視野から考えられる気がします。(にこぱんだ)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
映画にもなっており心温まるストーリーで人生感が変わる本です。(はるね)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
いつか社会に出た時のために。人間愛!?を考えてみるのもいいかなと思っています。 (アンジュミラー)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
主人公の不器用さとか、職場の人たちとの関係、主人公が患者さんとどう向き合うかというところがとても好きだから。(とむ)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
人の心模様をやさしく描いた話を娘にも読んで欲しい。(くさまくら)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
医者のあり方に感動でき、心が温まるから。(てらじゅん)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
感動した暖かい作品だから…。(あす)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
主人公の奥さんや隣人たちがとてもおだやかな人たちです。スピンオフも自分で思い浮かべることができるくらい、よく視点を移すことのできる面白い作品で、また、読んでいると温かな空気感と優しい時間を過ごせる本だと思います。(みーちゃん)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
昨年、父が癌で亡くなりました。その際、病院のお医者さんや看護士さんには大変お世話になりました。父のような、医者の言うことをきかない困った患者に、本当によくやってくださり、母も私も頭が下がる思いでした。最近の地域医療がかかえるシビアな問題も、決して他人事ではなく、神様のカルテに出て来るように、医療現場は本当に大変だと思います。でも、その中から得られる感動があるのもすばらしいこと。 べつに櫻井くん絡みで薦めてる本ではないのですが、母も嵐は好きみたいですし。嵐は誰からも好かれてますね。 (翔くんの1ファン)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
全体の雰囲気が冬の人恋しさに似ている(ヒサ)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
人が生きるとはどういうことか、医療が人にどのように携わるべきか考えさせられた。(こんさま)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
最初は、映画化されたから…が理由でしたが、内容も良かったです。 映画は、見ていないのですが、あのセリフの言い方を櫻井君が言っているかと想像しながら、読んでみると楽しかったです。 (瑠瑠)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
看護師をしており 共感でき 現実味があるから…(のんちゃん)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
とても心温まり、優しい気持ちになります。(翔クンLove)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
なんかあったかくなる(ちょぶちょぶ)
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chi
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漱石好きにも楽しめる
主人公は内科医であるが、文学青年。夏目漱石を敬愛し、『草枕』を愛読する。院内では少々ヘンな医師として存在。でも患者から慕われているし、可愛い奥さんがいる。
物語は3幕の構成。私は第二話「門出の桜」が好きだ。クライマックスのシーンでは目の前にあたかもスクリーンがあるようにビジュアルが拡がり、男たちの友情に思わず涙した。ほんとに心温まるヒューマンなエピソードで綴られ、『2』も読んでみたい。
また文学好きには、芥川『歯車』や藤村『夜明け前』が登場し楽しい。それらを再読してみたくなった。