[BOOKデータベースより]
鉄ってなんだろうね?機械やビル、飛行機や車をつくるもの…?もちろんそれも鉄だけど、みんなの体の中にもあるって知っているかい?鉄はいろんな顔を持っている。地球をつくり、命をつくりだしているのさ。魔法のようにね。
1章 魔法つかいが森に?
2章 海に鉄をまく!
3章 漁師、血液学の教室へ
4章 鉄は宇宙でいちばんヘンな元素
5章 赤い大地オーストラリア紀行
6章 しずんだ船が魚のすみかになる
7章 水産高校生の挑戦
8章 ムギネ酸ってなあに?
9章 鎮守の森と鎮守の海
終章 人々の心に木を植える
地球をつくり、命をはぐくむ「鉄」の不思議
1989年から始まった、〈森は海の恋人〉運動も日本全国に広がり、小学校、中学校の社会や国語の教科書に紹介されるまでになりました。〈森は海の恋人〉運動とは、貝の養殖をしている漁師、畠山重篤さんが始めたもので、山に木を植えることで、豊かな海を取り戻そうという運動です。そのときの運動をまとめた本が『漁師さんの森づくり』という書籍で、2000年に出版されて以来、大きなムーブメントとなりました。また、この書籍は、小学館児童文化賞を受賞しました。「なぜ山に木を植えると海が豊かになるのか」、どうも〈鉄〉がそのしかけに大きな役割を果たしているということがわかってきました。
鉄がなければ、植物は生長できません。人間も鉄分が不足すると様々な病気が発生します。
本書は、人間が生きていく上で、切っても切れないくらい重要な〈鉄〉の不思議を解明し、ひもといてくれます。地球をつくり、命を作り出している〈鉄〉、その姿にわかりやすく迫ります。
監修者として、広島大学生物圏科学研究科准教授の長沼毅さんに、全編を通してご指導いただいています。
【編集担当からのおすすめ情報】
東日本大震災で被災された気仙沼の漁師、畠山重篤さんの最新刊です。畠山さんが、「森は海の恋人」運動以来研究し続けてきたライフワークである「鉄」について、わかりやすくまとめました。理科の苦手な人も、この一冊で、楽しく自然の仕組みが理解できます。
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子供だけでなく大人もためになる本です。
鉄って、こんなに大切で活躍しているんだ・・・と、自分の無知さを痛感もしました。
鉄はなくてはならないものなんですねー。
絵本版もあるので、そちらは小学生にもわかりやすく読みやすいと思います。(まゆみんみんさん 40代・大阪府 女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】