[BOOKデータベースより]
天下布武を目指す信長と正親町天皇の虚々実々の駆け引きとは。本能寺の変後、権力を掌握し、朝鮮出兵に続き皇居の北京移転まで決めた秀吉を後陽成天皇はどう思い止まらせようとしたか。家康・秀忠の強権に悲憤慷慨した後水尾天皇の胸中など、日記、宸翰の史料を駆使し、天下人と対峙した天皇の実像を克明に描く。
プロローグ―正親町天皇のキリシタン禁令
第1章 義昭・信長の入京
第2章 正親町天皇と信長
第3章 天下人秀吉の誕生
第4章 後陽成天皇と朝鮮出兵
第5章 後陽成・後水尾天皇と家康
エピローグ―「権現」か「明神」か
信長、秀吉、家康の天下統一は、正親町、後陽成、後水尾の歴代天皇にとっていかなるものであったか。天皇は天下人を相手にどう渡り合ったのか。天下人ではなく天皇を主人公にこの時代を描く。
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