[BOOKデータベースより]
原子炉の心臓部である炉心が大規模に溶け落ちる「メルトダウン」を防いでいるのは、生身の人間たちの苦闘である。そして、この苦闘は今からまだ何カ月も続かざるをえない。運良く、その苦闘が実を結んで破局的な事故を防いだとしても、破壊された原子炉を始末するには、何十年もの苦闘が待っている(まえがき『放射能汚染の現実を超えて』復刊にあたって)。今こそ読まれるべき原発への警告の書。
序 生命の尊厳と反原発運動
1 チェルノブイリの死の灰はどこに行ったのか
2 弱い人たちを踏台にした「幸せ」
3 放射能汚染の現実を超えて
4 放射能汚染の中での反原発
5 多様な運動の根源における連帯
6 有機農法玄米のセシウム汚染が教えるもの
7 原子力開発と地球環境問題
1986年チェルノブイリ原発の大事故後、旧ソ、ヨーロッパだけでなく、日本でも汚染は拡がっていた…。原発の現場から食品など、具体的な放射能汚染の実態を綴り、原発への警告を鳴らす。名著緊急復刊。
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1986年、チェルノブイリ原発事故が日本に与えた影響とそこから学ぶべき事とは。食品など具体的な放射能汚染の実態を綴り、原発への警告を鳴らす!