知の広場

図書館と自由
Ｌｅ　ｐｉａｚｚｅ　ｄｅｌ　ｓａｐｅｒｅ．

みすず書房
アントネッラ・アンニョリ　萱野有美　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2011年05月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784622075622

内容情報

[BOOKデータベースより]

自宅からインターネットで情報検索ができる時代に、そして市民の３人に１人が高齢者となる社会に向かって、町の図書館はどんな場所になれるのだろうか？司書歴３０余年、数々の図書館リノベーションにたずさわってきた著者が、来館者数を大きく伸ばしたイタリアの市立「ペーザロ図書館」、ロンドンの移民地区に新設され人気を集める市立図書館「アイデア・ストア」での経験を軸に、これからの図書館が考えなくてはならないこと、実行できることを具体的に指し示す。「屋根のある広場」のような図書館には、自然と市民が集まってくる。

第１部　図書館と町（ここ３０年間の状況；２０１０‐２０３０年とはどのような時代か；広場、ベンチ、図書館）
第２部　小さなことに宿る神（ロンドンとペーザロ；スーパーマーケットから学ぶ；案内標識を撤去する；邪魔な装備を取り払う；適した場所を見つける；ちょうどいい椅子を見つける；フレキシブルな図書館に；スカンピーアでムナーリを読む）
むすび　１７の忘れてはならないポイント

[日販商品データベースより]

インターネット時代を迎え、高齢化が進む社会で、図書館が果たす役割とは。数々の図書館リノベーションに携わってきた著者が、これからの図書館が考えなくてはならないこと、実行できることを具体的に指し示す。