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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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猫町
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ざっくりこそ本質では
ものごとを大局的にとらえ、そこから細部に落とし込む。
口で言うのは簡単であるが、「大局的にとらえ」という部分が
常人には難しい。
斎藤孝はその偉業を当然のようにやってのけるからすごい。
本書では西洋思想を3つの山脈に分けて説明しているが、
この切り口がなんとも言えずに分かり易い。
特に一つ目、二つ目の山脈で西洋思想が築かれているのが
面白くて、我々日本人的な思想とのギャップもそこに多く見られる。
ロジカルシンキングやディベートの対処方法としても使える内容です。
[BOOKデータベースより]
西洋思想を理解するための3つの「山脈」とは?プラトン、アリストテレスからニーチェ、ハイデガーまで、「知の歴史」がわかる。
第1部 西洋思想の始まり―「アリストテレス帝国」の建設(本当の世界は目に見えない?―ソクラテス・プラトンの「イデア」とは;すべてを説明しつくすという欲望―二〇〇〇年の間、西洋を支配しつづけたアリストテレスの帝国;つくりあげられた「神」という権力―キリスト教に利用された西洋思想)
[日販商品データベースより]第2部 キリスト教からの脱却を目指せ―近代合理主義と哲学の完成(ゼロ地点は俺だ―デカルト「我思う、ゆえに我あり」の真実;経験より先にあるもの―カントが到達した「コペルニクス的転回」とは;歴史でさえも理性で動いている―ヘーゲルが目指した哲学の完成)
第3部 哲学をぶっ壊せ―西洋の「中心主義」からの脱却(ようやく「神は死んだ」―ニーチェとフーコーが人間を解放した;この世界に「ある」とはどういうことか―ハイデガー・フッサール・メルロ=ポンティ;それは「科学」か?「思想」か?―ダーウィン「進化論」、フロイト「精神分析」、マルクス「資本論」;それ自体に意味なんてない。あるのは「差異」だけ?―ソシュールとレヴィ=ストロースから始まった構造主義の破壊力)
世界を動かしてきた思想のパワーとは。ソクラテス・プラトンの時代から今日までの長大な西洋思想を、“ざっくり”3つの「山脈」に分けて解説。西洋思想とは何かがわかり、人にしっかり説明できるようになる1冊。