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- イーストウッドの男たち
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マスキュリニティの表象分析
Clint Eastwood and issues of American masculinity.
御茶の水書房
ドゥルシラ・コーネル 吉良貴之 仲正昌樹 志田陽子
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2011年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784275009289

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[BOOKデータベースより]
自主独立の草の根保守のイコンたる「男らしい」イーストウッド。彼は果たしてフェミニストの敵なのか?限界の自覚のもとにもがく解離的なヒーローたちはむしろ、マスキュリニティ=男性性の幻想をゆるやかに解体し、“イマジナリーな領域”での自己再創造の道を切り開く。「男らしさ」を内的な複数性・変容可能性とともに生きる「イーストウッドの男たち」。「倫理的フェミニスト」コーネルの本格的イーストウッド論。
イントロダクション シューティング・イーストウッド
[日販商品データベースより]第1章 決戦を描くこと―日没後に残されたもの
第2章 分身との舞踏―内なる闇から手を伸ばすこと
第3章 拘束する絆―遺された母の愛
第4章 精神の傷痕―変容的関係と道徳的修復
第5章 『ミスティック・リバー』における復讐とマスキュリニティの寓話
第6章 軍隊と男らしさ―打ち砕かれるイメージと戦争のトラウマ
第7章 承認の影―特権、尊厳、白人のマスキュリニティの傲慢さ
結論 ザ・ラストテイク
アメリカの「男らしさ」とは何か。イーストウッドは何に挑んできたのか。ポストモダン・フェミニズム批評が切り開く「マスキュリニティ=男性性」研究の最前線。「倫理的フェミニスト」の本格的イーストウッド論。