[BOOKデータベースより]
目が見えぬ妹の世話で自分を構ってくれぬ母に、健はご機嫌ななめ。親子の情愛にほのぼのと心温まる、壺井栄『大根の葉』。「一大事!家内が産の気が附いたようだという」―産婆の言うがまま、唸る産婦にたじろぎながらただ待つしかない男親。小さき者への愛情が見事に描かれた、二葉亭四迷『出産』。越してきた僻村で子供が病気に。背負ったわが子に懸命の声をかけ、「私」は峠の向こうの診療所へひた走る(葉山嘉樹『子を護る』)。子を思う親の心、親を思う子の心、いつの世も変わらぬ無償の愛。
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目が見えぬ妹の世話で自分を構ってくれぬ母に、健はご機嫌ななめ。親子の情愛にほのぼのと心温まる、壺井栄『大根の葉』。「一大事!家内が産の気が附いたようだという」―産婆の言うがまま、唸る産婦にたじろぎながらただ待つしかない男親。小さき者への愛情が見事に描かれた、二葉亭四迷『出産』。越してきた僻村で子供が病気に。背負ったわが子に懸命の声をかけ、「私」は峠の向こうの診療所へひた走る(葉山嘉樹『子を護る』)。子を思う親の心、親を思う子の心、いつの世も変わらぬ無償の愛。
私は二葉亭四迷さんの大ファンです。そのきっかけとなったのは二葉亭四迷さんが英語のアイラブユーを「死んでもいい」と訳しておられたのを知ったことです。だからこの本は興味深く読ませて頂きました。これはひじょうに心地よく、ホットな気持ちにさせてくれます。私は3つの短編は子を思う親の気持ちが見事に描かれていると思います。素晴らしいの一言に尽きます!(水口栄一さん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】