- 戦国武将の歌
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2011年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305706140
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[BOOKデータベースより]
大内氏や今川氏、あるいは信玄や謙信、秀吉といった戦国武将が詠み残した歌は、常に死を背負っていた彼らの切迫した生き方が反映されていて、伝統的な貴族歌人の歌とはまた別な、独特の緊張感をはらんでいる。応仁の頃の将軍足利義政から、戦国時代奥州の覇者伊達政宗まで、戦国武将の歌40首、連歌7首、漢詩4編をとり上げ、文と武の融合という観点から分かりやすく解説した。
歌連歌ぬるき者ぞと(三好長慶)
[日販商品データベースより]やがてはや国おさまりて(足利義政)
人心まがりの里ぞ(足利義尚)
苔のむす松の下枝に(大内義隆)
伊勢の海千尋の浜の(蒲生智閑)
梓弓おして誓ひを(北条早雲)
かくばかり遠き東の(大内義興)
思ひきや筑紫の海の(大友宗麟)
青海のありとは知らで(長尾為景)
分きかねつ心にもあらで(大内政弘)〔ほか〕
日本の歌の歴史に大きな足跡を残した代表的歌人の秀歌を、堪能できるように編んだ初めてのアンソロジー。本書は戦国武将の歌40首、連歌7首、漢詩4編を掲載。戦国武将の歌を中心とする文芸について概観する。