[BOOKデータベースより]
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
[日販商品データベースより]創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに死んだ父からのメールが届く。傭兵・イエーガーは難病を患う息子のために、コンゴ潜入の任務を引き受ける。2人の人生が交錯するとき、驚愕の真実が明らかに――。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- バスカヴィル館の殺人
-
価格:890円(本体809円+税)
【2025年01月発売】
- 奇岩館の殺人
-
価格:840円(本体764円+税)
【2024年02月発売】
- ジェノサイド 下
-
価格:880円(本体800円+税)
【2013年12月発売】

ユーザーレビュー (25件、平均スコア:4.8)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「おすすめSF作品」レビューコメント
人類の進化と戦争、このふたつを見事に融合し、詳細に描写した作品に驚嘆を隠せない。(Katsuei/男性/40代)
-
Katsuei
-
人類の本能が持つ残虐性
民主主義の原則が生み出す合法的な独裁者。巨大な権力を掌握した時、人は残虐な性格を顕わにする。
SFなのかそれとも現実なのか、判別できなくなる程の世界観がそこにはある。
-
Monty23
-
再読、惨毒ならぬ三読に耐えうるSF・ミステリ・冒険小説なのだ!! 三毒せよっ!!!
主人公は、大学院生 古賀研人とイエーガー達傭兵部隊。
とにかくイエーガー達の行くところの戦闘シーンだ!
新人類との出会い、少年兵たちとの戦い、政府軍反政府軍入り乱れての大混戦。
息子の命を懸けて戦う奴らは半端ぢゃない!
一方の研人は、10万人の子供らを救うため友人正勲と、新薬合成を目指す。
襲い掛かるのはなにものか? 公安からも付け回される研人たち。
そして… 最後は滂沱 暴打 某誰 望雫 !
エピローグもよい。 散読して、三度目の感動を味わうのだ!!!
-
Monty23
-
再読、惨毒ならぬ三読に耐えうるSF・ミステリ・冒険小説なのだ!! 三毒せよっ!!!
主人公は、大学院生 古賀研人とイエーガー達傭兵部隊。
とにかくイエーガー達の行くところの戦闘シーンだ!
新人類との出会い、少年兵たちとの戦い、政府軍反政府軍入り乱れての大混戦。
息子の命を懸けて戦う奴らは半端ぢゃない!
一方の研人は、10万人の子供らを救うため友人正勲と、新薬合成を目指す。
襲い掛かるのはなにものか? 公安からも付け回される研人たち。
そして… 最後は滂沱 暴打 某誰 望雫 !
エピローグもよい。 散読して、三度目の感動を味わうのだ!!!
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 人間の優しさとはと問いかける一書。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
とにかく面白かった
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
壮大なスケール、ワクワク、ドキドキ感、ストーリーは今まで読んだ中で一番でした。読み出したら、途中でやめられなく一気読みしました。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
泣けたっす。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
どんどん物語に引き込まれていく。ページをめくる手がとまらない。これぞ読書の醍醐味!!あの分厚い本のページが残り少なくなっていくのが寂しくて、まだずっとこの圧倒的なスケールの物語の世界に浸っていたいと心底思いながら読了・・しました。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
素晴らしいの一言。高野さん最高!これを機に高野作品を全作読みました。小細工なしゴールに向けて一直線一気読み間違いなしです。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
ミステリーで2回読んだのは初めての本!深く、重い内容に自分の頭がフル回転した。2011年本屋大賞1位なので十分に納得。13階段もよかったけど、この作品は別格です。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
何度呼んでも飽きない、最高の冒険小説です!(KAME/男性/10代)
-
HonyaClub.comアンケート
-
「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
とても良い話。何度読んでも飽きない。(gnma0001v/男性/10代)
-
夏生
-
難しいけど、おもしろい
なんだか難しくて、どこへいくんだろうと思いつつ、必死で読みましたね。なんとか、話についていけたかな。神のような存在は未来をどう変えていけるのだろうか。
-
ぼてぼて
-
こんな作品出るんだ。
久しぶりに爽快感のある力作だったな。日本でもこんな作品を掛ける作家がいるんだね。もしかしたらこんな状況が起こってるかもと思わせる事件がこのところ多い。 現在のネット社会においてはこの種の人間が一気に世界を変える可能性もある。インドはいまでも特殊な子供を大切にしていると聞く。夜長の一気読み久しぶりに翌日の会議は寝てしまった。不覚。
-
夕霧
-
一気読み必須
翌日の寝不足を覚悟して読んでください。
ここまで人を殺す必要があったのかは若干疑問ですが、一気に読みました。
読み応えありで、珍しくがっつりと読んだ気がします。
専門用語が山とできたり、少々我慢が必要かもしれませんが、怒濤の展開に圧倒されました。
最後にはちゃんと救いもあったのでほっとしてます。
一読する価値あり、と言うよりも、読まないと損かもしれません。
-
ぜみちょー
-
さながらハリウッド映画
エンタメ作品を読むのは久しぶりでしたが、序盤から息もつかせぬ展開で、ハリウッド映画を観ているかのような錯覚すら抱かせます。
逆にそのへんが直木賞を取り逃した要因でもあるのかもしれませんが(直木賞はSFダメなんですかね)、万人にオススメできる一級の娯楽作品であることは間違いないと言えます。
コンゴを舞台としたアメリカ最高機密の特殊任務を背負うアメリカ人傭兵と、突然死した父の遺言(?)により謎の研究を引き継ぐこととなった日本人大学院生、この二人の話がパラレルに語られ、やがてひとつの線となる構造は、ミステリーの醍醐味が満載で終盤まで物語の推進力は落ちません。
惜しむらくは(これはあくまで個人的な感想ですが)、終盤の展開がややご都合主義に感じるあたりか。
ミステリー色の強い序盤?中盤から、最終的には父子(親子)の絆という感動的な話にシフトしていくというあたりで、うまく処理されていると言えなくもないのですが…
とはいえ、最後まで飽きることなく一気に読ませてくれる作品ということで、書店員の皆さんがイチオシするのも頷けます。
本屋大賞の本命かな。
-
tomo
-
最初は我慢
最初は我慢。その後は快適。一気に読めてしまいます。しかし、重いので持ち運びは苦労。
-
うまい棒10円
-
読み応えあり!
恐ろしいタイトルとは裏腹に、心地よいペースで話が展開していきすぐに引き込まれました。
感動のラストシーンでは、何年かぶりに泣きました。
お薦めです!
-
けん
-
一気読み確実エンターテイメント大作
分厚いです。しかし、それを感じさせない作者の筆力はすごい。
ジャングルでの捜索場面など、手に汗握るいった慣用句がピッタリの序盤。
人間の業を炙り出す中盤。そして、怒涛のクライマックスへ。一気に読ませてくれます。
虐殺場面の詳細描写と日本陸軍の作者解釈に少し疑問が残りますが、
エンタテイメントなのは間違いなし。R15でおすすめです。
-
ガンさん
-
物凄く分厚いのに・・・
物凄く分厚い本なので手に取るのを躊躇いますが、読み始めると一気に読める作品です。現実味のないSFな部分もありますが、歴史的な大虐殺を描いている部分は史実にも基づいていてこんなことが過去に本当に起こっていたと思うと地球上最悪の生物は人間だと思わず考えさせられます。今年読んだ作品の中で最高のエンターテインメント作品です。
-
akoko
-
ハリウッド映画を本で読む
日本人作家ですが、ハリウッド映画です。
まざまざと迫力のあるシーンが連続して脳内を走ります。
こんなとんでもない設定なのに、映像が次々頭に浮かぶこの筆力!
分厚いですが、あっと言う間の読み切れますよ。2時間映画くらいの感覚。
是非映画化して3Dで観たい。
-
ダラダラ
-
いやぁ〜爽快な疲労感に満足
ストーリーに散りばめられた情報が、だんだんと繋がっていく様がすばらしい。
現実社会でも謎の多い所を使って描いた作品だからこそ、ある種現実で起こっているのではと錯覚しそうな展開に脱帽。読み終えた後の爽快感は保障物です。
-
すろすろ
-
映像が浮かんでくる
とにかく読み応えのある作品。寝る間もおしい、とはこの作品のためにあるようなもの。頭の中に映像が浮かんでくるくらい、描写がいい。
-
みょーじん
-
今年のナンバーワン
とにかく読みだしたら止まらない。結構、厚い本だけど一気に読んでしまった。いろいろな書評で取り上げられているけど確かにこれはオススメ。今年のナンバーワンだろう。
死んだ父から届いた1通のメール、戦争状態のコンゴのジャングルに隠された『人類滅亡の危機』とは!?圧倒的スケールの直木賞候補作。