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[BOOKデータベースより]
思想史という名の、思考の昆虫標本を破壊する。つねに同時代と闘った、生きた思想の繊細な戦略を掘り起こすために―近代と反近代、理性と非理性、西洋と非西洋、普遍と個物…これらの二項図式を発想の土台とすることで、見えなくなるものとは何か。固定した思考の水路や、完成された思想という神話を廃し、今日を生きるための、アクチュアルな批判精神をよび起こそうとする。ニーチェの破壊的理性とベンヤミンの美的思考とを結ぶ線上に、普遍主義という名が引き起こしがちな疑惑や、相対主義という名の自己愛に陥らない、普遍的理性の可能性を探り出す。
ニヒリズムとナルシシズム―「ニヒリズム克服」についての京都学派の妄想
1 理性と差異(ヨーロッパへの懐疑とニーチェ;哲学と非ヨーロッパ世界;歴史と歴史哲学―ヨーロッパ近代のトポスの崩解)
2 思想史の呪縛を越えて(プラトン変貌―ニーチェ、ハイデガー、ガーダマー;破壊的理性の美学―素描の試み;ハーバーマスとデリダのヨーロッパ―講演テクスト)