- 葬神記
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考古探偵一法師全の慧眼
角川文庫 16727
- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2011年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043943920

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 考古探偵、一法師全のシリーズ第一作。考古学や民俗学に興味がある人にはおすすめの1冊です。白い白衣に身を包み、発掘現場で起きるさまざまな怪事件を解決していく一法師たち千装文化財研究所のメンバー。彼等は文化財専門のトラブル・シューター。いつも事件に巻き込まれてしまう、気弱な発掘調査アルバイト員の古屋達司。一法師たちに助けられながら成長していく古屋と、少しずつ明らかにされる一法師の過去も見物のひとつです。推理小説と考古学が見事に融合され、謎解きにも考古学で使う手法などが用いられています。著者自身が元学芸員のため、さまざまな考古学の知識がわかりやすく解説されているので、考古学の知識がなくても楽しめます。
[BOOKデータベースより]
怜悧な頭脳とカミソリのような態度。一法師全は私設研究所に所属する文化財専門のトラブル・シューターで“考古探偵”の異名を持つ。アルバイトの古屋は遺跡の発掘現場で運悪く死体を発見して警察に連行されてしまう。“ぬかとさま”の祟りという噂が一人歩きをはじめる中、教育委員会から依頼を受けた一法師の登場によって事件は解決するかに見えたが、それは始まりに過ぎなかった。考古学ライトミステリ、シリーズ第1弾。