東アジア都城の比較研究

京都大学学術出版会
橋本義則　

• 価格: 9,240円（本体8,400円＋税）
• 発行年月: 2011年02月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784876989904

内容情報

[BOOKデータベースより]

膨大な考古学・歴史学的知見がありながら、明確に比較されてこなかった日本、朝鮮、中国の都城。その共通特性とは？違いとは？「羅城」「葬地」「禁苑」「壇廟」という四つの要素ごとに、日・中・韓の第一線の研究者が都城の姿や性格、誕生と変容について、最新の調査成果をもとに縦横に議論し、比較の視点と方法論を模索する。

第１章　羅城をめぐる諸問題（中国近世における羅城―明代南京の京城と外郭城の場合；古代朝鮮における羅城の成立　ほか）
第２章　都城と葬地（城址と墓葬にみる楚王城の非郡県治的性格；隋唐長安城と郊外の誕生　ほか）
第３章　都城と禁苑（雲夢楚王城における禁苑と沢官の二重性格；隋唐長安城の皇室庭園　ほか）
第４章　都城を繞る壇廟（朝鮮初期の圜丘壇と北郊壇；研究ノート　明嘉靖年間における北京天壇の成立と都城空間の変容　ほか）

[日販商品データベースより]

日本・朝鮮・中国の都城の共通特性、違いとは何か。羅城、葬地、禁苑、壇廟の要素ごとに、日・中・韓の第一線の研究者が都城の姿、誕生と変容などを最新の調査成果を基に縦横に議論。比較の視点と方法論を模索する。