[BOOKデータベースより]
五百羅漢図
頼朝千羽鶴放生会図
牛若丸と弁慶
羅漢図
源平合戦図屏風
龍虎図屏風
趙雲図
鍾馗図
踊り骸骨図
天神図〔ほか〕
狩野一信の画業の全貌を迫力の画面で紹介
幕末の絵師、狩野一信(1815〜63)の代表作“五百羅漢図”全100幅を大判の豪華美術書としてまとめる企画。ここのところ伊藤若冲を筆頭に、江戸時代の画家が牽引力となって、日本美術ブームの様相を呈しています。ここにひとり、まだ広く世に知られていない幕末の画家の代表作が、これまで公開される機会もほとんどなく芝・増上寺に眠っています。縦172.3×横 85.3センチメートルの大幅の絹本に、極彩色で一幅に5人ずつ羅漢を描き、100幅で“五百羅漢図”となる、壮大な仏画。強烈な陰影表現をともない、全体に強い調子による彩色が濃密な空間を醸しだし、羅漢をはじめとする画題の強い個性と相まって、背筋がぞくぞくしてくるような驚愕の仏画の境地に達しています。今回は、2011年法然上人800年遠忌奉賛『五百羅漢』展ではじめて一堂に展覧される機会に合わせて、後世に残る良質の豪華美術書にまとめます。また、これまで生涯が判然としていない狩野一信の画業の全容を明らかにすべく、アメリカ、イギリスにある作品、そして遺族である逸見家に残る下絵類をはじめとした資料をくまなく調査し、現在明らかにできる一信像を明確にします。
【編集担当からのおすすめ情報】
「若冲の次は狩野一信」と美術関係者のあいだでかねてから噂されていた狩野一信。彼の代表作『五百羅漢図』全100幅を大判の画集におさめ、全図はもちろん部分拡大図をふんだんに盛り込んでまとめまた画集です。展覧会を機に、日本には、こんな凄い画家がまだ知られずにいたのかと、注目を集めること必定です。今年の前半は一信。日本美術ブームはまだまだ続きます。
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