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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:3.5)
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ゆべし
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物に命を吹き込む
全体的に不思議な雰囲気が漂っていました。小川さんの物の描写がどの部分もすごいなと思いました。物は物でしかなく、生きているわけでもないのに、小川さんが書くと物ひとつひとつに命を吹き込んでいる感じがします。所々生々しい表現があり、目を背けたくなりますが、最後はとてもすっきりしました。
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瑞
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人が生きてきた時間を慈しむという事
死を悼む事と、その人が生きていた時間を慈しむ事。似ているようでちょっと違う。この本でそれを教えてもらった。08年〜10年にかけての連載だったって事なんだけど、この震災を受けてから読んでみるとこの小説の意味も違ってきそう。小川さんの小説は、読んでいるとなんとなく周囲が静かになった気がしてくるから不思議、その感覚が好きです
[BOOKデータベースより]
遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた。紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で朗読会が始まる。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは人質たちと見張り役の犯人、そして…しみじみと深く胸を打つ、小川洋子ならではの小説世界。
[日販商品データベースより]遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた。紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で始まる朗読会。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは…。しみじみと深く胸を打つ、小川洋子ならではの小説世界。