[BOOKデータベースより]
東京の地下鉄利用者に長年にわたり不便を強いてきた二重の運賃体系や駅の壁―これらの問題を解消するには東京メトロと都営地下鉄を経営統合するしかない。だが東京メトロは都営を置き去りにしたままでの完全民営化を狙い、国は利用者本位の交通政策よりもメトロ株式上場による売却益ばかりを考えている。真の受益者たるべき利用者のため、東京都副知事が地下鉄改革に向けて立ち上がった。地下鉄一元化に抵抗する東京メトロ・国土交通省との戦いを描く渾身のドキュメント。
第1章 九段下駅ホームの壁
第2章 株主総会へ乗り込む
第3章 バリアフリーより不動産ビジネス
第4章 新橋駅「幻のホーム」
第5章 私鉄経営と地下鉄経営の違い
第6章 欲望による一元化の挫折
第7章 利用者のための公共性
終章 勝鬨橋の向こうへ
東京メトロと都営地下鉄は経営統合せねばならない。真の受益者たるべき利用者のため、東京都副知事が地下鉄改革に向け立ち上がる。地下鉄一元化に抵抗する東京メトロ・国土交通省との戦いを描く渾身のドキュメント。
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価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2021年08月発売】


























[商品紹介]
東京メトロと都営地下鉄を一元化しよう
はやりの地下鉄ブームもちくま新書にかかると、一刀両断されてしまいます。現在、東京の地下鉄は東京メトロと都営地下鉄の二つがありますが、これが別会社のために使いづらい部分があります。同じ駅なのに乗り換える際に初乗り運賃が発生してしまう、近いと思ったら10分近く歩かされる云々。本書では、このような問題を解決する一つの手段として東京メトロと都営地下鉄の一元化を提案しています。なんとなく乗っている地下鉄も、改善点はいっぱいあるんだなあと思える一