- 天の鹿
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2011年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784834026160
[BOOKデータベースより]
安房直子の代表作のひとつの文庫化。鹿撃ちの名人、清十さんの三人の娘たちはそれぞれ、牡鹿に連れられ、山中のにぎやかな鹿の市へと迷いこむ。鹿は、娘たちの振舞いに、あることを見定めようとしているようなのだが…。末娘みゆきと牡鹿との、“運命のひと”を想うせつなさあふれる物語。
[日販商品データベースより]安房直子の代表作のひとつの文庫化。鹿撃ちの名人、清十さんの三人の娘たちはそれぞれ、牡鹿に連れられ、山中のにぎやかな鹿の市へと迷いこむ。三姉妹は市での振舞いを、牡鹿に見定められているようなのだが、姉たちの言動に鹿はくるしげな様子をみせるばかり……。末娘みゆきと牡鹿との、「運命のひと」を想うせつなさあふれる物語。凜と冴えわたった安房直子の文章に、きらびやかなスズキコージの絵が寄り添う。(解説 堀江敏幸)
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[商品紹介]
これぞ物語の力。
本書は、絵本『うさぎのくれたバレーシューズ』(小峰書店)で知られている安房直子さんの代表作『天の鹿』を児童文庫化した作品です。『うさぎのくれたバレーシューズ』でも、女の子がいつの間にかうさぎの世界に連れて行かれて戻ってこれなくなるような恐怖感をうっすらと感じさせられるのですが、本書もまた、物語の中の彼岸と此岸にまたがる恐ろしい淵を描くことによって、普遍的なこの世のならわしが描かれています。グリム童話や宮澤賢治作品のようにいつの時代にも通じる安房直子さんの