「教育」としての職業指導の成立

戦前日本の学校と移行問題

勁草書房
石岡学　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2011年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784326250684

内容情報

[BOOKデータベースより]

学校による職業への移行の関与を「教育的営為」ととらえる認識枠組みは、いかに形成・構築されていったのか。史料を読み解き詳細に分析する。

序章　なぜ「学校から職業への移行」が問題となるのか
第１章　学校教育に対する職業指導の導入―一九二七年一一月文部省訓令第二〇号の発令まで
第２章　職業指導のアポリアと方法論の分岐
第３章　職業指導における「職業精神」
第４章　選職・就職先決定プロセスにおける「教育的まなざし」
第５章　学校での職業指導を支えたもの―「愛」というマジックワード
第６章　戦時期における職業指導の変容と連続性
終章　学校と職業との関係性を改めて問い直す

[日販商品データベースより]

学校による職業への移行の関与を「教育的営為」ととらえる認識枠組みは、いかに形成・構築されていったのか。史料を読み解き、その過程を詳細に分析する。学校と職業の関係性を改めて問う１冊。