民衆が語る貧困大国アメリカ

不自由で不平等な福祉小国の歴史
Ａ　ｐｅｏｐｌｅ’ｓ　ｈｉｓｔｏｒｙ　ｏｆ　ｐｏｖｅｒｔｙ　ｉｎ　Ａｍｅｒｉｃａ．

明石書店
スティーヴン・ピムペア　中野真紀子　桜井まり子　甘糟智子　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2011年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784750333236

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９世紀以来の貧困大国の実態を、奴隷・ホームレス、貧困層の女性・子どもなどの視点を中心に描きとる。民衆はいかにコミュニティを形成し、住まいを確保し、食糧を見つけ、職を探し、子どもを世話し、福祉を求め差別と闘ってきたのか―語りを通してその生の実像に迫る。

序章　「怒れる貧者」と救済の「定法」
第１章　生きのびる―私は弟の番人か？
第２章　ねぐら―ホームとよべる場所
第３章　食べる―ゴミあさり
第４章　働く―依存すること、しないこと
第５章　愛する―女性と子ども
第６章　尊敬―救済の代償
第７章　逃亡―黒人と打ちひしがれた者たち
第８章　降伏―貧困の文化？
第９章　抵抗―パンか血か
終章　貧困の計算

[日販商品データベースより]

民衆はいかにコミュニティを形成し、住まいを確保し、食糧を見つけ、職を探し、子どもを世話し、福祉を求め差別と闘ってきたのか。１９世紀以来の貧困大国の実態を、奴隷・ホームレスなどの視点を中心に描き取る。