自由市場とイノベーション

資本主義の成長の奇跡
Ｔｈｅ　ｆｒｅｅーｍａｒｋｅｔ　ｉｎｎｏｖａｔｉｏｎ　ｍａｃｈｉｎｅ．

勁草書房
ウィリアム・Ｊ．バウモル　足立英之　中村保（経済学）　

• 価格: 5,060円（本体4,600円＋税）
• 発行年月: 2010年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784326503421

内容情報

[BOOKデータベースより]

資本主義の奇跡的な成長はどのようにしてもたらされたか。理論的・歴史的考察から新しいイノベーション理論を提示する。

序論　自由市場の成長のエンジンについて
第１部　資本主義の成長メカニズム（資本主義の成長の「ある程度最適」な性質：寡占的競争とイノベーションのルーティン化；寡占的競争と不確実性を減らすためのルーティン化；寡占的競争とルーティン化されたイノベーション支出：資本主義の前例なき成長のエンジンの理論；歴史上の独立的イノベーション：生産的起業家精神と法の支配；占有技術の自発的普及：私的利潤と社会的利得；寡占的競争と技術取引市場；トレードオフ：イノベーションのインセンティブ対他者への便益（分配の外部性））
第２部　イノベーションの主流派ミクロ理論への統合（寡占的競争、価格付けおよびイノベーション支出の回収；「イノベーション装置」経済での産業組織のミクロ経済理論；イノベーション支出の回収とその生産物の価格付け：続き）
第３部　資本主義のマクロダイナミックス（資本主義特有のイノベーション装置：歴史的事実；マクロ経済学の諸モデルと成長を制限する諸関係；フィードバック：自己増殖過程としてのイノベーション）

[日販商品データベースより]

資本主義の奇跡的な成長の要因とは。理論的・歴史的考察から新しいイノベーション理論を提示。資本主義の成長メカニズム、イノベーションの主流派ミクロ理論への統合、資本主義のマクロダイナミックスの３部構成。