これは真実か！？日本歴史の謎１００物語 ２

人びとは本気で怖れていた！　

岩崎書店
高松完子

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2010年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784265024520

内容情報

[BOOKデータベースより]

ぶきみな黒雲が空をおおい、あたり一面が闇につつまれた。と、それを切り裂く稲妻が、轟音とともに清涼殿に落ちた。平安時代、都の権力者たちを震えあがらせた菅原道真の祟り。彼が恨みを抱いて怨霊となる陰には、藤原氏の陰謀があった。はたして、道真の恨みは晴らされたのか―。

謎の歴史物語の世界へようこそ
これぞ祟り！京の都につづいた怪事件！―菅原道真怨霊伝説のてんまつ
真夜中の都大路は妖怪たちの世界？―説話と絵巻が伝える百鬼夜行とは？
長岡京はなぜ一〇年ですてられたのか？―怨霊にとりつかれた桓武天皇！
いまも衰えぬ新皇の霊力！―平将門の怒りが怪奇事件を生む！
朝廷の権力争いに敗れた恨みが！―最強の怨霊となった崇徳上皇
妖狐がのりうつった絶世の美女！―玉藻前は大陸渡りの妖怪？
江戸の庶民を震えあがらせたお岩さん！―日本一のホラー『東海道四谷怪談』
化け猫となって飼い主の恨みをはらす！―佐賀藩化け猫騒動とは？
日本の海に出没する妖怪たち！―知っているだろうか？共潜き、船幽霊！
夜、百の怪談を話すと化け物がでる―江戸の怪談ブーム「百物語」の恐怖

[日販商品データベースより]

歴史のウラ話や不思議ないい伝えなど、授業や教科書では取り上げないことがらを集めたシリーズ。本巻では、怨霊・妖怪・幽霊など歴史に影を落とし、庶民にまで語り広められた恐ろしい話の数々を紹介する。