- 戦後知の可能性
-
歴史・宗教・民衆
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2010年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634672239
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 転成する歴史家たちの軌跡
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2014年05月発売】
- 立ちすくむ歴史
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2012年05月発売】
- 古代ローマごくふつうの50人の歴史
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年03月発売】
- オリエンタリストの憂鬱
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2008年11月発売】
- 大学による盗骨
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2019年02月発売】
[BOOKデータベースより]
戦後日本の新たな現実と向き合い、学知探求の筋道を模索した先学たちの軌跡をたどり、啓蒙から出発した戦後日本の知の変貌を見据える。
序章 戦後知の変貌
[日販商品データベースより]第1章 石母田正と敗北の思考―一九五〇年代における転回をめぐって
第2章 丸山眞男の宗教理解―日本仏教史と思想史の方法論
第3章 竹内好のイスラム観―戦前と戦後のあいだで
第4章 吉本隆明の思想と宗教―一九四〇年代から六〇年代まで
第5章 村上重良の近代宗教史研究―政教分離をめぐる生き方
第6章 黒田俊雄の中世宗教史研究―顕密体制論と親鸞
第7章 網野善彦における絶対自由の精神―境界領域を踏破する歴史学
第8章 色川大吉と戦後歴史学―「民衆史」の構想力
第9章 宮田登と民俗学の変貌―挑戦する「もう一つの史学」
第10章 柄谷行人から酒井直樹へ―ポストモダン思想における外部と普遍
終章 変貌する知識人―知と身体
戦後日本の新たな現実と向き合い、学知探求の筋道を模索した先学たち。その軌跡を辿り、啓蒙から出発した戦後日本の知の変貌を見据える。歴史・宗教・民衆研究会という研究会を母体にした、6人の著者による論文集。