[BOOKデータベースより]
「淫楽と不敬虔を巧みに結び付けている唯一独自な作品」としてサドに影響を与えた本書は、過激な性描写があるとはいえただのポルノ小説ではなく、当時の哲学的思想を反映した宗教、政治への批判的な側面をもつ「リベルタン小説」である。哲学議論を重ねながら、性の秘密を知り官能の頂点へと導かれながら、成長を遂げるヒロイン、テレーズ。性描写と哲学的議論が交互にあらわれ、快楽と理性が共存して描かれた18世紀のベストセラーであり、澁澤龍彦の著作等でも知られる。挿絵21葉および詳細な作品解説を付す。
[日販商品データベースより]哲学議論を重ねながら、性の秘密を知り官能の頂点へと導かれながら、成長を遂げるヒロイン、テレーズ。性描写と哲学的議論が交互にあらわれ、快楽と理性が共存して描かれた、18世紀フランスの反逆と猥褻の書。
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あまり職場で本当のことを言いたくないのですが、サドとかバタイユとか好きなので…。「快楽と不敬虔を巧みに結び付けている唯一独自な作品」としてサドに影響を与えた本書は、過激な性描写があるとはいえただのポルノ小説ではなく、当時の哲学的思想を反映した宗教、政治への批判的な側面をもつ「リベルタン小説」である、とオビには書いてあります。澁澤龍彦も好んで取り上げた名著。コメントは控えますが、びっくりするくらい全編すごい場面ばかり。